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日本製  六櫻社 さくら ボックスカメラ

日本製 六櫻社 さくら ボックスカメラ

日本製  六櫻社 さくら ボックスカメラ

価格:

99,990円 (税込)

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日本製 六櫻社 さくら ボックスカメラ

ボックスカメラとしてはスペックとは不釣り合いな仕上げとしたまとめ方・・・手元の資料によると昭和5年頃のもので、あの戦争の空襲でいい状態で残存するものは珍しい と知るにつけ「我こそ得め」と見つけては 安くもないのに買い廻るのですが、いずれも 状態が良くありません

見つけても 故障品が多く、外観もそれなりで、貼り合わせの木製ボディのため、修理のオジサンも触りたがらず・・何度か 買っては手放し、買っては手放しを繰り返した思い出があるカメラではあるのです。

                

さて ウェブ上の記述を 引用させて戴きますと、このカメラは、昭和6年に六桜社(現コニカ)から発売された「さくら・ボックスカメラ」と言います。

外側の箱は木製で、漆塗りの模様が書いてある、小さくてとても綺麗なカメラです。 中にはフィルムを入れる金属の箱が入っていていて、フィルムを入れる時には箱から抜けるようになっています。当時はまたカメラが高級品だった時代で、このカメラは普及版カメラとして販売されました。ですからシャッター速度は単速で、レンズも1枚、絞りもありません。しかしベスト判のフィルムを入れれば、今でもちゃんと撮影する事が出来ます。

今回 このカメラは 中古カメラ店を止めた親爺さんからお預かりしたもので「シャッターが動かず、ファインダーがホコリなどで非常に見難いけど、外観/内部などキレイからなァ 何とかしてくれ!」で 預かる羽目になったカメラではあるのです。

前述の通り、個人的にもタイプのカメラで、条件が合えば 自分が買おうかなぁ・・と考えたのが顔に出たのを 見透かされたようで、「あのなぁ これって60万円くらいしてたんゃでぇ!」とズケリ言われてしもぅた。

雑誌やウェブ記述によると このカメラは綺麗で人気があるのだが、当時も手作りで生産台数が少なかったうえに、主に東京で販売したために戦災で焼けてしまって、残っている固体が非常に少ないということです。以前カメラ市である店が60万円で出したら、すぐに売れてしまったとの事、東京の方々の文化に関する造詣力はすごいねぇ。

数理のオジさんも希少性を考え、貼り合わせの木製部分は剥がさずにクリーニングをし、オリジナルをそこなわないよう整備を済ませ、シャッター動作、ファインダーの見え具合も随分キレイになりました、シャッター機構に3ヶ月の保証が付いています。

下世話な話で恐縮ですが、高価とされる機械をさりげなく嗜んでこそ粋といわれるもの 嬉しいような、恥ずかしいような・・・わくわく感を楽しめます・・これって○○万円するんょ なんて野暮は言わない、近い将来には アンティークとして博物館級になるかもしれないと 言われているのですょ。

     ■シャッター機構整備済み、ファインダーも見えます外観年代なり。
     





























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