日本製 ミズホ シックス Super T型 と N型 2台セット
日本製 ミズホ シックス Super T型 と N型 2台セット
ウェブ記事を参考にさせていただきますと・・・ミズホカメラワークスから、ミズホシックスという目測式から単独距離計内蔵まで幾つかの種類の蛇腹式カメラが発売されていました。そのミズホカメラが諸事情でネオカカメラに名前を変えてから発売したのがこのミズホシックススーパーです。
連動距離計を内蔵した6X6判と6X4.5のセミ判フォーマット兼用機です。外観的な特徴として 上カバー軍艦部に革が貼ってあり、ネオカブランドとなったのを形にしておきたかったのかな・・・と思ったりもしませんか?。
スーパーにはN型とT型があります。N型はネオコールレンズ付きで、T型は東京光学のトーコーレンズを搭載しています。
一見レンズ以外は同じに見えますが T型は1~1/300のコパルシャッターに N型は1~1/200のレクタスシャッターにマウントして載せています、その他レンズのデザインや上カバーに違いがありますが、これは この2台での比較なので、全てを調べたわけではないので、軽くお聞きおきただければよろしいかと・・。
それまでのミズホシックスは 前玉回転によるフォーカスでしたが スーパーからはヘリコイド式になり、フォーカシングを楽にしています。
ヘリコイドは60度ほどで無限大から1.2mまでフォーカスできます。66判とセミ判 兼用機のため、巻き上げは背面の赤窓をたよりに巻く事になります。赤窓は二つあり、それぞれにカバーが付いています。 ファインダー下の66判とセミ判との切り換えツマミをスライドさせて視野を変えます。
フーォマット切り替えは アパーチュアに他社でも採用されている開き戸式の遮光板があり、フィルムを入れる前にどちらかにセットするもので、当たり前ですが 撮影途中でのフォーマット切り替えはできません。
我が国は瑞穂の国・・ですから ミズホと言う冠名としたのだと 自分は 勝手に決めており、前から興味があった機械なのですが、ありそうで無い機械のようで、N型/T型 両機が揃う機会にめぐまれず 、今回やっとご案内出来て、積年の疑問も腑に落ちたようで 気持ちまで 晴れ晴れしますねぇ・・・
ご興味を持たれた方々、いかがでしょうか 修理のオジさんに整備を済ませてもらってから、お送りしたく思います、けっして動作未確認の機械ではありません、安心の整備済み、よろしくお願いします。
■外観、前述内容、軽度の使用感、蛇腹も健康(写真参照)。
■レンズ 特に目立つ不具合は無いように見えます。
■シャッター全速動作します。