ドイツ製 ツァイス イコン コンタフレックス S 用 交換フィルムバック
ドイツ製 ツァイス イコン コンタフレックス S 用 交換フィルムバック
カメラを扱う楽しさの中に、アクセサリーがあります、
製造メーカーも多く、その時々の中で工夫された物や
なるほど・・と感心させられたり、中には首をかしげたく
なるものなど、集めて、揃えて楽しめます。
コンタレックスは戦後の混乱から脱した西ドイツのツァイス・イコンがフラッグシップ的位置づけで開発した超高級一眼レフシリーズで、ハイスペックを堅牢・緻密でまとめた最終機コンタレックススーパーエレクトリックは標準レンズ付のセットで、例えて言うとハッセルブラッド標準レンズ付セットに価格に匹敵したのです、非常に高価な価格と一種異様なスタイリング、大きさと重さなどから販売台数は伸びず、すべての機種を合わせても5万台程度とされています。
そのコンタレックスの姉妹機として廉価モデルのコンタフレックスが登場し姉妹機が展開されます、
一連の中で、特徴のあるアクセサリ-として、Interchangeale Magazine Back (日中交換型フィルムバック)があります、簡単に言うとフィルムマガジン交換式一眼レフになり、インターチェンジャブルマガジンバックを使用すると撮影途中でのフィルム交換が可能となり、カラー/モノクロなど作画意図に合わせて対応出来たのです。
自分の知る範囲で恐縮ですが、一眼レフとしてフィルムマガジン的な裏蓋が用意され 標準裏蓋と差し替える事で複数のInterchangeable Backs(マガジン)の日中交換が可能なカメラは コンタレックスとコンタフレックス S だけではないかと・・・。
もちろん我国にマミヤの マガジン交換機があり、基本的な考え方は同様に思いますが、一眼レフのシステムとしているわけではなかったのです、ツァイス・イコンの良き時代、 システム製と技術力を衒った余裕のアクセサリーだったのでしょう。
言葉にすると便利そうですが、実際 マガジンへのフィルム装填は、「ややこしい・・」の一言、 正直、カメラ2台を用意する方がおおよそ楽なのです、また構造的に引きブタの差込口から光が入り込むとのことで、「黒テープを貼るんゃ」とのユーザーのお言葉もあるようです。
何にしても... 「まぁ よく作りこんだものだ・・」と関心しますょ。 カメラによる個体差もあり 決して 取り付けをはじめ 決して 楽に扱える機械ではありません、近代のAF/AEの便利な機械になれた方には不向きです、 この難解さがクラカメ操作の魅力のポイントで、推理をしながらの試行錯誤を繰り返し「なるほど..」と うなづく頃には・・もぅカメラ機構研究家。
念のため整備清掃を済ませました、ピカピカ仕上げのツァイス製です、整備を済ませ 一通りの操作確認を済ませました、あの頃の 難解なクラシックアクセサリーを実用として使いこなして 楽しみたい・・・の方にはオススメです。
■コンタフレックス S 対応、他には適合しません。
■写真の説明書(コピー、英文表記)付属します。
■外観 軽い操作感あります。
■送料無料:日本郵便レターパックプラス発送時(代引き、時間指定配達不可)。