日本製 ミニカム アンブレラ ミニ
日本製 ミニカム アンブレラ ミニ。
カメラを扱う楽しさの中に、アクセサリーがあります、製造メーカーも多く、その時々の中で工夫された物や なるほど・・と感心させられたり、中には首をかしげたくなるものなど、集めて、揃えて楽しめます。
「ミニカムって・・・何?」 写真が趣味の方でもほとんど馴染みの無いブランドなのかもしれませんが、 でもミニカムの社長さんは、戦前からフォトジャーナリストとして有名 な堀野正雄氏です、自分が使いやすいなら皆も使いやすいに違いない・・・といって、フラッシュガンを作ったり、いちはやくストロボも手がけたようです、ご 興味のあるお方はその方面をお調べ下さるようお願いします。
従来のスタジオ据え付けのAC電源専用業務用ストロボを、コンパクト化し ゼネレーターと呼ばれるコンデンサーを含む電源部と「 ガイドナンバー80-140 」前後の放電管のみの丸型発光部とした独特のまとめ方で、電源が内蔵され移動も簡単 営業写真や観光地の記念写真屋さんにとっては、、絶対のストロボ。
あの頃は 構造的にソリッドステートではなく トランジスターとキャパシターなどを組み合わせ基盤にハンダ付けなので、長期のメンテも可能、結構タフなつくりなのです。正直、知名度も高くないし、特別 「カッコいい」 とも思いません。
ほぼ50年前・・・自分は写真を学問として学んだ時に、幸運にも単一電池6本を電 源とするスリー・トランジスター式ミニカムTT-100 ストロボを自由に使える機会があり、ストロボにしては閃光時間が1/300秒と長く、光の回り方がなめらかなのが気に入って、変わった奴ゃなぁ‥と言われながらもミニカムファンの一人になっているのです。
デジタルの時代に、そんなに大光量は不要でしょう・・・のご意見ももっともですが、日常の気遣いの無い記録写真に必要なガイドナンバーと、 『 キッ・・ 』 と構えた絵作りのライティングに必要な ガイドナンバーとは違った次元になります・・・ミニカムの存在感はソコにあると信じて使い続けているのです。
当機は前述の シンクロン の頃のモデルと思われます、特徴はスタジオストロボに特化したモデルでAC専用、パワーコードにシンクロコードが内蔵され、他機のようにヘッド部からのシンクロコードを要せずゼネレーター本体からシンクロを取れますので、ヘッドを自在に移動出来すっきりとした配線が可能。 極簡単にスタジオライティングを楽しめます。
ミニカムユーザーは周知のことですが、ACは場所、時間などで電圧が一定ではなく、光量にバラ付きやパイロットランプの点灯に影響が出ます・・というわけで、ミニカム推奨の純正トランスが付属します。
年代もあります、電気製品特有の経年変化など ご理解いただき、ガイドナンバーもご確認の上ご使用いただける方には・・・魅力ではないかと思います。
■クラカメのいい時代です・・考え工夫されたアクセサリーを是非お楽しみ下さい。
■送料無料。
■外観、スレ、使いなずみあります、写真をよくご覧下さい。
■対応機種である事を必ずご確認の上 ご検討ください。