日本製 新 SMC タクマー 50mm1.4 純正 前後 キャップ付
日本製 新 SMC タクマー 50mm1.4 純正 前後 キャップ付
まず・・アトムレンズとされる スーパータクマー35mm2は ペンタックスの全盛期を支えたレトロフォーカスの高性能広角レンズとして、7群8枚 (前群4群4枚 絞り 後群3群4枚)の設計とされ 高屈折レンズ設計手段として放射線を出す添加剤 トリウムを使って完成させています、
現役時代にはペンタックスにしては高価すぎたのか、35mm3.5が実用的だったこともあり、ほとんど売れた記憶がない。
話がそれますが、同時期にフォクトレンダーではアポランサー、コダックではコマーシャルエクターなど、また我が国ではニコンの35mm1.4 などにも同様な硝材が用いられ、同様にシャンパンカラーというかアンバー色にレンズが染まっています。
高性能大口径のレンズにその可能性があるものもあるようで、シャンパンカラーが 高級レンズの「証し」にもなっているような気がします
今回は、M42マウント広角レンズのカテゴリー中の交換レンズです、同一のレンズ構成でKマウント化もされました。 スーパータクマー広角レンズの中で最も明るい交換レンズだったのですが、現在では総てがアンバー色に変化しているという問題を抱えています、
理由はご存知の通り トリウムガラスで作られた、俗称「アトムレンズ」の放射線のせいですが、リバーサルフィルムでは当然 ライトバランシングフィルターを併用しなければならないぐらいに色味が変わりますが、デジタル機器ではAWB(自動ホワイトバランス)が働くので、支障なく高性能連レンズの描写を楽しめます・・・いい時代です!
ウェブ上の書き込みによりますと アンバー色に変色しているアトムレンズは、紫外線に被曝させることでその着色を薄くすることが可能とのこと、鏡胴からレンズユニットを取り出して夏の直射日光に曝しておくか、紫外線ランプの照射が有効・・・と紹介されていました、どうなんだろぅ・・・。
今回は、アトムレンズのご紹介で、どちらかというと趣味性が高いので、レンズフードも 人気の高い金属製をセットにしました、時系列は一致しませんが、プラ製となった頃の、金属製で マニア好みですかねぇ・・・価格的にはそれなりとなります、力不足はご容赦ください。
状態として鏡胴エッジ部に操作・持ち回りなどによる軽いスレがあるものの、機能的には不具合無く動作します。 前述のアトムレンズをお探しの方にお届け出来れば幸いです。
■年月を経たクラシックレンズです、絞り作動確認済み商品。
■シリアル:7397923。
■レンズ年代なり、特に目立つスレ・カビ・キズなど無いように見えます。(写真参照)。
■ヘリコイド・絞りスムースに回転します。
■写真のアクセサリー付属します。
写真ではホコリがあるように写っていますが、実物はキレイです